SSブログ

やりすぎFBIにみる、プレゼンテーションの極意 [テレビ]

先日テレビを観ていて、これは仕事に活かせるんじゃないかと思えることがありました。

TV東京「やりすぎコージー」という番組の、「やりすぎFBI」というコーナーがそれです。

芸能人の疑惑を、FBIに扮した芸人の方が暴くという趣旨。

ホワイトボードを使った、その捜査報告(?)のやり方が非常にわかりやすく、プレゼンテーションとして優れているなぁと感じました。

やり方はすごく単純で、ホワイトボードにあらかじめ用意しておいたマグネット式のカードを貼り付けていくだけです。

でも、そのやり方が優れていると思えた点は、次のとおりです。

(1)カードを貼るという行為によって、みんなの注目を一点に集中させることができる。
(2)カードを用意することで、プレゼンのストーリーをあらかじめ決めておくことができる。
(3)ボードにカードを貼ったままにしておくので、話しの最初からの情報が残っている。
  つまり、話し全体の流れを後になっても把握できるということ。
(4)カードの字を大きくしたり、色を変えたり、重ね貼りしたりすることで、ポイントを強調できる。

自分で自分の話に字幕スーパーをつけていく、そんな感じを受けました。

ただ単に話しをするよりも、すごく説得力を増すことができます。

浅学非才の身なので知らないのですが、このようなプレゼン手法というのはあるのでしょうか?

ちなみに、いくつかあった捜査報告のなかでも一番よかったと思ったのが、サバンナ高橋さんの「西川きよし 人生を曲げる不正疑惑」でした。

うまく伝わるかどうか自信がありませんが、ここでどんな内容だったのか説明してみます。

ちなみに、[]で囲っている太字の部分がホワイトボードに貼り付けられたカードです。

------

まず、きよし師匠の顔写真がボードに貼られます。
そして捜査内容は、「西川きよし 人生を曲げる不正疑惑」と発表。
裏表のないという評判の師匠に不正はありえないと、みんながツッこむ。

[きよし師匠]

・[よしもと陸上]  
 吉本芸人達が賞金をかけて本気で競う番組
 きよし師匠はリーダーとして奮闘。そして出場したのが、

・[100m競歩]
 走るのではなく、歩く速さを競う競技
 出場カテゴリーは

・[40オーバー芸人]

 出場したのは

・[8人]

・[西川きよし(62歳)]

・[オール巨人(57歳)]

・[ぼんち おさむ(56歳)]

・[ちゃらんぽらん 富好(48歳)]

・[オール阪神(51歳)]

・[中田なおき(42歳)]

・[トミーズ健(49歳)]

・[桂小枝(53歳)]

 この中では、きよし師匠はダントツの

・[62歳]

・[最年長]

 でも大方の予想をはねのけ、きよし師匠

・[3位]

 きよし師匠

・[大喜び]

・[歓声に沸くスタジアム]


 師匠の偉業をもう一度見ようと、

・[スロー再生]

 いいスタートを切る師匠。でも年齢的・体力的に遅れ始める

・[30m付近]

・[抜かれる]

・[負けたくない]

・[抜かれる]

・[負けたくない]

・[抜かれる]

・[負けたくない]

 その気持ちがMAXに達し、




・[きよし走る] 

・[躍動感あふれる膝]

 みんなが、

・[走ってますやん]

 とツッこむ。ここで師匠が、

・[40年間真っ直ぐ生きてきました。今日だけは目をつぶってください]

・[今日だけは目をつぶってください]

 その場にいた芸人全員が目をつぶる。

 結果3位だったので、獲得した得点は、たったの20点でした。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。